含まれている発がん物質は約100種類
タールはタバコに含まれる粒子成分のうち、
フィルターに茶色に付着するいわゆるヤニの
ようなべっとりしたものの総称です。
タバコの風味と関係があるといわれていますが、
これらの中には発がん性物質の代表として有名な
ベンツピレンを筆頭に、100種類近く含まれています。
タールを少量ずつ、毎日ウサギの耳に塗り続けると
やがてその部分の皮膚にガンが発生してきます。
喫煙者の肺にもこのようにして、喫煙するたびに少量ずつのタールが、
確実に付着、蓄積されているものとおもわれます。
長年にわたり喫煙をつづけた人の肺は、黒ずんだ肺と化しています。
1本のタバコに含まれるタールの量はごくわずかでも、
長年の蓄積されていくことによって、ついには発がんに至ります。
その経過が慢性的なものだけに、がんに対する因果関係や恐怖心が
希薄になってしまう点が、タバコの落とし穴ともいえます。
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