2012年5月16日水曜日

タバコを吸うと、誰もが欲しがったアレが当たるんだそうです!

たばこは、1492年、「コロンブス」が「アメリカ」を発見したときに、
先住民から、「儀式」や、「治療」などにつかう「薬草」をもらって、
ヨーロッパへ持ち帰ったところ、評判が良くあっという間に全世界に広まった。

日本へは、ポルトガル人の上陸とほぼ同時に、伝来した。
そして国内でも、たばこの葉が栽培され、急速に流行した。
そのころ日本では、長命草(長寿の薬)と、言われていたが、
江戸時代初期の医師「貝原益軒」は、たばこの毒と、習慣性に気付き、
「最初から近付かないのがよい」と、言った。
実際に、死者も出るようになり、治す薬もなく、
火災の原因にもなる、不経済である と、
徳川幕府もたびたび禁煙令をだすが、流行は、おとろえなかった。
栽培を禁じたこともあったが、八代将軍「徳川吉宗」は、
たばこを、禁じようとは、しなかった。
十代将軍「徳川家治」以降禁煙令は出されなくなった。


明治時代になると、紙巻のたばこが、普及した。
たばこには、欧米式の財政が導入され、明治政府の貴重な財源になった。
1894年におこった「日清戦争」で、勝利はしたものの、
多額の国家予算をつかってしまった日本は、
たばこの葉を国がつくることにした。
当時は、たばこメーカーどうしの、競争が激しく、
自転車などの景品や、くじつき販売も、行われていた。
そのせいでなんと小学生にまで、喫煙が広がる。
くじ目当てでたばこを吸って倒れる小学生もいた。

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